選ぶならコシヒカリ!

コシヒカリは既に国内では有名な米のブランドとなっています。
最初は福島や新潟中心で栽培されていたブランドですが、現在では東北から鹿児島、宮崎に至るまで、ほぼ全国的に栽培されている有名品種ということになります。
このコシヒカリが美味しいといわれる理由のひとつとして、アミロースとアミノペプチドが多く含まれていることから、甘みやもっちりとした粘りを生んでいることです。
さらには、そのアミノ酸はコラーゲンとの結びつきもよく、食事では一緒に摂取することで効率よく吸収ができるとも言われています。
ご飯を主食にしている日本ですから、お米を選ぶなら『コシヒカリ』がいいわけです。

コシヒカリが出来るまで

特に高温下でも品質が低下しないことから南の地域での栽培が増えていることがわかります。
また多雨や倒伏による浸水でも非常に強い抵抗力をもっているため、この品種を栽培する地域が急激に増えたことも全国ブランドとなったおおきな理由です。
したがって、この品種を名乗る米にもかなりいろいろなバリエーションがあることがわかります。
このコシヒカリがおいしくできる地域というのには、いくつかの特徴があるようです。

まず、みずがきれいで大量に流れ込む川を近隣に持つところはおいしいようです。
雪解け水が大量に流れ込む地域は天然水が農業用水として利用されるためおいしいお米づくりにプラスになっているのです。
また気候の寒暖の差も重要な要素になっています。
そばでも水は一番といってよいくらい、味を決める大事な要素になります。
朝日を十分に浴びて、西日が差さないようなところでは夜には地面から熱が奪われます。
この温度差が米に刺激になり、自らを守ろうとする力となってうまみ成分が多く作り出されるのです。

また、土の成分も米におおきな影響を与えます。
落葉樹の枯葉が積もった土壌に染み込んで多くのミネラルを豊富に含んだ水が田んぼに入ってくれば、当然豊かな土壌が形成されることになり、米の栽培には大きくプラスになってくるのです。

こうした条件をもった地域で栽培されるコシヒカリは一段とおいしいお米として販売されることになります。
ところでこの品種はいくつもの子品種や新たなブランド米を多数生み出していることでも有名です。
初星、あきたこまち、ヒノヒカリ、ひとめぼれ、森のくまさんなどはすべてこの品種を親にした改良品種であり、その多さには驚かされます。
そのぐらいベースとなる品種がいいものであることを示しているともいえます。
最近では、こうした全国で生産されているコシヒカリをネットで購入することができるようになっています。
同じブランドでも細かな生育環境の違うものを、地域を指定して購入することができるようになっているのです。実際に購入してみますと、東北でできたものと西のほうでできたものは、確かに微妙に味が異なりますし、お米好きの方なら、こうした産地ごとの同じ品種を比較をして食べ比べてみるのも面白いのではないでしょうか。

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最終更新日:2016/4/21